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海外では定番? 愛する子どもへ贈る“ファーストジュエリー”

一般的に、婚約指輪は婚約の証として男性から女性へと贈られます。男性にとって婚約指輪を贈るということは、「残りの人生をあなたと共に歩んでいきたい」という意思表示ともいえます。婚約指輪には、そんな特別な想いが込められています。
しかし、世界には婚約指輪にも劣らない、特別な想いが込められたジュエリーがたくさんあります。そのなかから今回は、愛する我が子に贈る“ファーストジュエリー”についてご紹介します。

子どもから大人への成長を祝う、sweet16

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ファーストジュエリーとは、その名のとおり「初めて自分自身に贈られた、もしくは初めて自分で購入したジュエリー」のこと。そんなファーストジュエリーのひとつに、「sweet16」と呼ばれるジュエリーがあります。

sweet16とは、女の子が16歳になったタイミングで、両親から贈られるジュエリーのこと。主にアメリカを中心に親しまれた文化で、娘の”大人の仲間入り”を祝うジュエリーです。昔のアメリカでは女の子の平均結婚年齢が18歳前後だったため、結婚を意識し始める16歳を迎える女の子たちは“大人の入り口に立つ存在”として捉えられていました。そんな大人のステップを歩み始めた彼女たちを祝うために送られたのがsweet16だったのです。近年ではアメリカ人の平均結婚年齢も上がりましたが、アメリカでは16歳から車の免許を習得できることもあり、今も16歳は子どもと大人の境界のひとつとして考えられています。“子どもに大人としての自立心を持ってもらうキッカケ”として、定着し続けている文化なのです。
そんなsweet16にあしらわれる宝石は、ダイヤモンドが一般的とされています。指輪やネックレスなど、そのデザインは家庭によって違いますが、あしらわれる宝石には大人の仲間入りに相応しい高品質なものが好まれます。素材に関しても、丈夫で変色・変質しづらいプラチナなどが選ばれています。

大人への一歩を踏み出す特別な年齢、16歳になった我が娘に贈るファーストジュエリー。特別な想いが込められているこのジュエリーは、女の子にとって一生の宝物になるでしょう。

子どもの健康と幸せを願う、ベビーリング

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日本では「ベビーリング」というファーストジュエリーに注目が集まっています。

ベビーリングとは、生まれた赤ちゃんの誕生石をあしらった小さなリングを指します。赤ちゃんの健康と幸せを願うベビーリングは、両親から我が子へ贈るだけではなく、友人・知人への出産祝いとしても人気です。また生まれたときだけではなく、1歳の誕生日に贈る両親もいるそうです。
そんなベビーリングの誕生は中世ヨーロッパにまで遡ります。ヨーロッパには、「Born with a silver spoon in one’s mouth(銀のスプーンをくわえて生まれた)」ということわざがあります。これは「食に困らない、幸せな家庭に生まれた」という意味があります。このことから、16世紀頃からヨーロッパでは、生まれた子どもの幸せを願って銀のスプーンをプレゼントする習慣が広まりました。実際に今もヨーロッパの出産祝いカタログには銀のスプーンが掲載されていることがあります。それがあるとき、セレブが銀のスプーンのかわりに指輪をプレゼントしたことがきっかけで、現在のようなベビーリングを贈る習慣がポピュラーになっていきました。

こうしたヨーロッパの伝統的な文化は日本にも伝わり、多くのジュエリーショップでベビーリングが扱われるようになりました。また、このようないわれがあることから、銀のスプーンを模したデザインのベビーリングもあります。

ベビーリングに婚約指輪を重ねて

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ベビーリングを手にしたら、やはり赤ちゃんにつけてほしくなります。記念写真を撮るだけ、来客中だけ、などの短い時間であれば特に問題はありません。しかし、赤ちゃんの指に長時間つけたまま、かつ目を離す可能性があるというのであれば、赤ちゃんにつけるのは控えましょう。なぜなら、目を離した隙にリングを口のなかに入れてしまったり、飲み込んだりしてしまう恐れがあるからです。こうした危険を回避してベビーリングを楽しむには、赤ちゃんではなくママが身につける方法がおすすめです。リングにチェーンを通してペンダントにするなどのアレンジを施せば、ママもベビーリングを楽しむことができます。

もし「小さなリングひとつだけじゃ物足りない」というのなら、ここに婚約指輪などのママが持っているリングを合わせるのも良いでしょう。ボリューム感がアップして、胸元をより華やかに見せてくれます。婚約指輪とベビーリングが寄り添っている様子は、親子の絆を表現しているようにもみえますね。

特別な想いを込めた、一生に一度のリング

いかがでしたか?ファーストジュエリーは、婚約指輪のように特別な想いが込められたジュエリーといえます。愛する我が子が成長し、そのジュエリーの意味を理解できたとき、より一層家族の絆が強くなるはずです。

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