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トレンドの婚約指輪って? 婚約指輪のデザインの変遷

ファッションにはトレンドがあります。トレンドは「時代によって移り変わるもの」とされているものの、ひと昔前に人気を集めていたものが、今になって再び人気を博すことは珍しくありません。ファッショントレンドにおいても、ひと昔前に流行していたものが今になってトレンドとなるケースはよく見かけます。

そんな時代によって移り変わるトレンドは、ファッションのみならずダイヤモンドをあしらった「婚約指輪」にも同じことがいえます。ダイヤモンド付きの婚約指輪にもトレンドがあり、時代によって流行するデザインは異なります。

そこで今回は、時代別に人気を博した婚約指輪のデザインをご紹介します。

 

時代によって移り変わる婚約指輪のデザイン

Jewellery ring against shiny background

近年の婚約指輪は、台座に乗った「一粒ダイヤモンド」のデザインが定番となっています。しかし、時代や年代によってトレンドとなる婚約指輪の定番デザインは異なり、ダイヤモンドのカット数から配置、台座の形やリングに用いられる素材まで時代に合わせて変化しているのです。

以下では、1900年代から現在に至るまでおよそ100年に渡る婚約指輪のデザインの移り変わりについてご紹介します。

 

・1910年代に流行した婚約指輪のデザイン
この当時に流行したデザインは、現在でも定番デザインとなっている「一粒ダイヤモンド」の婚約指輪でした。この「ソリティア」と呼ばれる一粒ダイヤモンドをあしらったデザインは、現在でも多くのジュエリーショップなどでよく見かけるデザインです。ただ、現在はプラチナの台座が一般的ではあるものの、当時はゴールドの台座が一般的だったそうです。

 

・1920年~1930年代に流行した婚約指輪のデザイン
1910年代には一粒ダイヤモンドがトレンドだった婚約指輪のデザインは、たった10年で瞬く間に変化します。1920年代に流行したのは、カラット数が大きめのダイヤモンドの周りを小さめのダイヤモンドが取り囲むというようなデザイン。1930年代になると、さらにゴージャスな装飾を施したデザインがトレンドとなりました。

 

・1940年~1950年代に流行した婚約指輪のデザイン
1940年代になると、メインストーンとなるダイヤモンドの大きさはさらに大きくなり、それを取り囲む小さめのダイヤモンドの数も増え、リングもより太く凝ったデザインのものがトレンドとなりました。

 

・1960年代に流行した婚約指輪のデザイン
ゴージャスなデザインがトレンドだった1940年~1950年代とは打って変わり、1960年代になるとシンプルなデザインが好まれるようになりました。

 

・1970年代に流行した婚約指輪のデザイン
シンプルなデザインのトレンドは、そう長くは続きませんでした。10年で瞬く間にトレンドは変わり、1970年代になると再びゴージャスなデザインがトレンドに。なかでも、ティアラのようなデザインが人気を博したのだそうです。

 

・1980年代に流行した婚約指輪のデザイン
1980年代になると、ティアラを模したゴージャスなデザインとは一転、丸いブリリアントカットの一粒ダイヤモンドが再び圧倒的な人気を博しました。

 

・1990年代に流行した婚約指輪のデザイン
1990年代になると、スクエアカットのダイヤモンドリングに人気が集まりました。

 

・2000年以降に流行した婚約指輪のデザイン
2000年代になると、メインストーンのダイヤモンドの周りに細かいダイヤモンドが敷き詰められた「メレダイヤリング」が人気を集めるようになりました。現在もスクエアカットのトレンドは継続しており、スクエアカットのメレダイヤリングを婚約指輪に選ぶ方は多くいます。

 

今トレンドの婚約指輪のデザインとは

Golden ring isolated on the white background

トレンドとなる婚約指輪のデザインは、時代によってさまざまです。2000年以降はスクエアカットのダイヤモンドやメレダイヤリングが人気を博しているものの、近年は「ハーフエタニティリング」も高い人気を集めています。ハーフエタニティリングとは、アームの半周がダイヤモンドなどの宝石で装飾されているデザインを指します。

2016年にアーム全体にダイヤモンドなどの宝石が装飾された「フルエタニティリング」が人気を博しましたが、フルエタニティリングはサイズ直しが難しく、セーターなどの衣類に引っかかりやすいのが難点とされていました。その点、ハーフエタニティリングであれば、エタニティリングの美しさはそのままに普段使いもしやすくなり、サイズ直しもできることから半永久的に身につけられる婚約指輪として注目を集めるようになったのです。

エタニティとは、「永遠」という意味を持ちます。指輪に込められている意味合いからも、ハーフエタニティリングは婚約指輪に相応しいデザインといえるのではないでしょうか。

もちろん、一粒ダイヤモンドの人気もまだまだ衰えておらず、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが一粒輝く婚約指輪は、定番の婚約指輪として高い人気を誇っています。

 

このように、時代と共に移ろいゆくダイヤモンドの婚約指輪のトレンド。今回ご紹介したなかに、好みのデザインはありましたでしょうか? 愛する彼女へのプロポーズに向け、婚約指輪の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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