コラム

プロポーズ・婚約

南の島で育まれた”ハワイアンジュエリー”で誓う愛

お土産や、大切な人への贈り物として人気を集めるハワイアンジュエリー。ハワイアンジュエリーとは、ハワイならではのモチーフがあしらわれた婚約指輪やバングル、ネックレスのことです。今回は、ハワイアンジュエリーの歴史や、それぞれのモチーフに込められた意味などをご紹介します。プロポーズをするときに、モチーフに込められた思いをそっと添えてみてもオシャレですよ。

 

ハワイアンジュエリーはハワイアンの神聖なお守りだった

ハワイアンジュエリーとは、ハワイアンの神聖なお守りや家宝として、古くから身につけられてきた伝統あるジュエリーです。正式名称は「Hawaiian Heirloom Jewelry(ハワイアン・エアルーム・ジュエリー)」といいます。ハワイ王朝の伝統、そして心地よさを感じさせる自然をモチーフにしていることが特徴です。婚約指輪やバングル、ネックレス以外にも、ブレスレットやピアスなどのさまざまなアイテムがあります。

 

17世紀後半イギリスで始まった、ハワイアンジュエリーの歴史

ハワイアンジュエリーを世に広めたのは、1891年にハワイ初の女王となったリリウオカラニ女王です。彼女は1838年に、ホノルルにて7代目ハワイ国王デイビッド・カラカウアの妹として誕生しました。リリウオカラニ女王は、1895年のハワイ王朝滅亡とハワイ共和国設立、1898年のアメリカ合衆国との合併、そして1917年に79歳でこの世を去るまで、ハワイ王朝最後の国王として君臨し続けました。余談ではありますが、彼女は音楽家としての才能もあり、名曲「アロハ・オエ」を含む200曲以上の歌曲を後世に残しています。

そんなリリウオカラニ女王と深い親交があった人物が、イギリスのヴィクトリア女王です。ヴィクトリア女王の即位50年祭のお祝いに、リリウオカラニ女王は美しいブレスレットを贈ります。ゴールドとブラックを基調としたエナメルに、オールドイングリッシュの文字で名が彫られたそのブレスレットをいたく気に入ったヴィクトリア女王は、同じデザインのものを大量生産するよう命じます。このブレスレットに刻まれた斬新なデザインは、ハワイでも話題となりました。

さらに、時は経ち、1861年にヴィクトリア女王の夫であるアルバート王子が亡くなります。悲しみに暮れるヴィクトリア女王は、その後の25年間を、喪服で過ごしました。その際に身に着けていたブラックエナメルの特注のジュエリーは、後に「ヴィクトリアン・モーニング・ジュエリー」と呼ばれるようになります。また、友人の悲痛を思いやったリリウオカラニ女王も、ヴィクトリア女王のものと同じデザインのブレスレットに、「ホオマナオマウ(永遠の思い出)」という文字を彫って、死ぬまで身につけていたそうです。

実は、このヴィクトリアン・モーニング・ジュエリーこそ、ハワイアンジュエリーの原形。「想い」をジュエリーに刻むハワイアンジュエリーは、時代の流行をとりいれながら少しずつ変化し、現在の姿になりました。

 

それぞれに意味がある ハワイアンジュエリーのモチーフ

1-2

婚約指輪にもおすすめのハワイアンジュエリーには、さまざまなモチーフがデザインとしてとりいれられています。今回は、代表的なモチーフと、そのモチーフに込められた意味をご紹介します。

スクロール(波)
ハワイには昔から、「海の波が幸せを呼び込んでくれる」という言い伝えがあります。また、ハワイアンジュエリーにあしらわれたスクロールには、「永遠に途切れることのない愛」という意味も込められています。スクロールに、「変わらぬ愛」の石言葉を持つダイヤモンドに合わせれば、「永遠の愛」を感じさせる婚約指輪に仕上げることができるでしょう。

マイリーレイ
マイリーレイとは、ハワイに古来より伝わる植物“マイレ”をレイにしたもの。マイレには、「絆」「平和」「縁結び」などの意味が込められています。大切な人との繋がりを感じさせてくれるこのモチーフは、婚約指輪はもちろん、ペアリングにもおすすめです。

プルメリア
凛と咲き誇る純白の花びらと、心穏やかにさせる甘い香りが魅力のプルメリア。ハワイアンからは“神の宿る花”として愛され続けています。そんなプルメリアに込められている意味は、「魅力」「気品」「親愛」など。持ち主の美しさを引き出すジュエリーにピッタリの意味ですね。可憐なお華のフォルムは、ダイヤモンドとの相性も良くておすすめです。

ハイビスカス
ハイビスカスは、ハワイでは“神に捧げる花”とされています。このモチーフに込められているのは、「上品な美しさ」「信頼」など。“夫婦”という、堅い信頼関係を築く2人がつける婚約指輪にふさわしいでしょう。

 

他にも、子孫繁栄の象徴である“カレイキニ”や、幸運の葉として知られる“モンステラ”、ハワイアンから守護神と崇められている“ドルフィン”などがあります。婚約指輪にハワイアンジュエリーを選ぶなら、それぞれのモチーフの意味を考えたり、プロポーズをするときにそのモチーフに込めた思いを伝えてみたりするのも素敵です。

 

ハワイの言葉をリングに刻み、オリジナルな婚約指輪に

ハワイアンジュエリーを婚約指輪にするのであれば、台座に輝くダイヤモンドをセットして、リングに“ハワイの言葉”を刻んでみることもおすすめします。例えば、「ありがとう」を意味する「MAHALO」、「愛しい人」を意味する「KEALOHA」、「パートナー」を意味する「HOAHANA」など。

また、最近ではレーザーでダイヤモンド自体に刻印をする技術も。ダイヤモンドの質を損ねることなく、2人の想いを刻むことができます。

ハワイの言葉で最愛の人への想いを刻み込み、より粋な婚約指輪でプロポーズをしてみてはいかがでしょうか。

一覧へ戻る

関連コラム

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

新着コラム