華奢なリングの中央に可憐に咲く一粒のダイヤモンド。
プラチナやシルバー製のリングに複数の立て爪でダイヤモンドをセットしたものが、ソリティアと呼ばれる婚約指輪です。
あらゆる角度からダイヤモンドに光を取り込むことのできるデザインとして、現在の婚約指輪のスタンダートモデルとなっています。
中でも有名なのは、老舗ジュエラー・ティファニーが考案した6本の立て爪でダイヤモンドを支える「ティファニー・セッティング」。可憐でありながらも存在感の際立つフォルムは、世界中の女性たちの憧れの的。
また、ダイヤモンドをリング中央に埋め込んだ、立て爪なしタイプのソリティアリングもあります。
愛の証にふさわしい、一粒ダイヤの婚約指輪
パカっと開かれたリングケースに一粒のダイヤモンドが光る婚約指輪……。
プロポーズの言葉とともに捧げる愛の証として、一粒ダイヤのリング以上にふさわしい贈り物はありません。
トラディッショナルかつベーシックゆえのメリットとは
ダイヤモンドがブライダルジュエリーの主役となって以来、人々から愛され続けるソリティア・ソリテール。トラディッショナルかつベーシックなデザインだからこそのメリットについて、ご紹介します。
メリット①値段の融通が効きやすい
ソリティアリングの値段を決めるのは、主には一粒留まっているダイヤモンドのグレードです。
カラット、カラー、クラリティ、カットを総合的に判定するための4Cを基本に値段設定がされている場合がほとんど。予算に応じて、数万円台から、数百万円、数千万円まで選ぶことが可能です。
メリット②好みが分かれにくい
サプライズで婚約指輪を渡す際につきまとう「彼女がデザインを気に入らなかったらどうしよう」という心配も、ソリティアなら無用。ソリティアの良さは、なんといっても、最も婚約指輪らしいベーシックデザインであるということ。多くの女性が婚約指輪と聞いて頭に浮かべるのはこのタイプですから、渡す際の安心感があります。
メリット③サイズ調整がしやすい
購入後のサイズ変更がしやすいのも、このタイプのメリットです。婚約指輪は一生に一つの贈り物、将来長きにわたって女性の指を飾ることになります。たとえば体型が変わってサイズを変更したいとき、サプライズでプレゼントしてサイズが合わなかったとき、大幅なサイズ変更でも対応できるというのは大きな利点だといえるでしょう。
メリット④結婚指輪との重ねづけがしやすい
シンプルなデザインゆえに、結婚指輪をはじめとする他のリングとの重ねづけがしやすいというのも、このタイプの魅力。引き出しにしまい込まずに、デイリー使いすることも可能です。
メリット⑤将来的に他のアクセサリーへの加工もしやすい
ソリティアタイプなら、リングに留まっているダイヤモンドを外して他のアクセサリーに加工することも可能。もしも将来、変更が効かないほどサイズが合わなくなったとしても、ペンダントやイヤリング、ピアスなどに加工して大切な宝石をずっと使い続けられます。このほか、立て爪なしソリティアの場合、ダイヤ部分が引っ掛かることがないので、日常使いしやすいというメリットもあります。
いかがでしたでしょうか。
一粒のダイヤに、永久に変わらぬ愛を込めて。最愛の人に最高のリングを贈りましょう。