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最愛の人へ贈る 世界で唯一の煌き“バージンダイヤモンド”

「バージンダイヤモンド」という言葉をご存知ですか?
バージンダイヤモンドとは、「いまだ誰にも身につけられていないダイヤモンド」のことです。
みなさんの中には「新品のダイヤモンドの婚約指輪を買えば、ダイヤモンドも新品=バージンダイヤモンドなのでは?」と思う方も多いかもしれません。しかし、実はそうではないのです。新品の婚約指輪だからといって、すべてがバージンダイヤモンドだとは限りません。
そこで今回は、バージンダイヤモンドに関するお話を中心に、ダイヤモンドの価値や選び方について考えていきましょう。

ダイヤモンドは中古品と新品の区別がつかない……

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「ダイヤモンドは永遠の輝き」……これは、ダイヤモンドの一大カルテルであり世界的ジュエリーブランドのデビアス社が打ち出したコマーシャルのキャッチコピー。
このキャッチコピーに象徴されるように、ダイヤモンドは時が経っても変わらぬ美しさを放つ宝石です。
その理由は、ダイヤモンドが非常に硬い性質を持っていることに関係しています。ダイヤモンドは他のどんな鉱物よりも硬く、ダイヤモンド同士を強くこすり合わせたり、よほどの強い衝撃を与えたりしない限り傷ついたり変形したりしません。また、色が変わったり透明度が落ちたりすることもありません。
このような性質ゆえに、ダイヤモンドは中古品と新品の区別が非常に難しい、むしろ不可能だといってもいい宝石なのです。
仮に、ダイヤモンドの国際的評価基準4Cを制定したGIA(米国宝石学会)に持ち込んだとしても、そのダイヤモンドが新品か再販品かの鑑定はできないともいわれています。

バージンダイヤモンドに出逢える確率は非常に低い?!

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バージンダイヤモンドとは、「まだ誰にも身につけられていないダイヤモンド」のこと。
つまり、過去にいかなるジュエリーにも使用されていない、流通経路にも乗っていない、採掘され研磨されたての新品ということになります。

しかし、現在、市場に出回っているダイヤモンドの約30%は再販ダイヤモンドだと推測されています。
世界中のダイヤモンドが集まるベルギーやイスラエルでは、様々な流通経路から仕入れたダイヤモンドが仕分けされ、世界中の国々に向けて販売されています。それらの中には、原石からカット・研磨されたてのバージンダイヤモンドもありますが、過去にジュエリーとして使用されたものを再カット・再研磨したダイヤモンドも多数あります。先述したとおり、これらを見た目から「これは再販品、これはバージンダイヤモンド」というように判別することはほぼ不可能です。また、ダイヤモンドの価値基準は、GIAが定める4C基準(Cut、Carat、Cut、Clarity)による部分が多く、再販品かバージンダイヤモンドかという点はさほど気にされないという傾向もあります。
このような事情により、再販品とバージンダイヤモンドは同等に扱われているのです。
つまり、このようなダイヤモンド流通経路を介している場合、婚約指輪を購入する際にバージンダイヤモンドに出逢えるかどうかは、いってみれば運次第。また、その可能性は非常に低いといえます。

バージンダイヤモンドに出逢うためには?

とはいえ、婚約指輪は特別なもの。まだ誰にも身につけられていないバージンダイヤモンドで婚約指輪をつくりたいという人もいるはずです。
では、どうしたらバージンダイヤモンドの婚約指輪に出逢うことができるのでしょうか。
そのためには、ダイヤモンド原石の採掘から研磨、販売までを一括管理で行っているブランドで購入するのが一番。例えば、ダイヤモンドの原産国であるアフリカで原石を入荷し、自社工場で研磨、販売している……こういったブランドであれば、バージンダイヤモンドに出逢える可能性があります。
バージンダイヤモンドを婚約指輪として手に入れたいという方は、リング選びの際にそのダイヤモンドの入手経路についても検討してみるといいでしょう。

とはいえ、ダイヤモンドの価値は「鮮度」ではないという面も

バージンダイヤモンドを持つということは、その石のファーストオーナーになるということ。一生に一度の婚約指輪であればなおさら、それはとても魅力的なことですね。
ですが、ダイヤモンドという宝石は、生鮮食品のように鮮度が命というわけではありません。
「再販品」「中古」というとネガティブなイメージを持ってしまいがちですが、ダイヤモンドの魅力は、「新たなジュエリーにセッティングされるたびに何度でも蘇る美しさ」という点にあるともいえます。
つまり、ダイヤモンドは、それを手にした人が新たにストーリーを吹き込み、新たな命を与えていくものでもあるのです。

 

いかがでしたか。
ダイヤモンドの真の価値を決めるのは、自分自身。バージンダイヤモンドを手に入れてその石のファーストオーナーとして大切にするのもよし、その石に込められたヒストリーに想いを馳せながら新たな命を吹き込むのもよし。様々な愛で方ができるのが、ダイヤモンドの最大の魅力なのかもしれませんね。

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