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注意しておきたい、サイズ直しができる素材とデザインとは?

左手の薬指にきれいにフィットする婚約指輪と結婚指輪。その美しさがいつまでも続くと、信じて疑わない方は少なくないはず。しかし、月日が流れて体に変化が現れると、指輪はサイズが合わなくなったり、付けられなくなったりしてしまうこともあります。そこで今回は、婚約指輪と結婚指輪のサイズが合わなくなった場合の対処法“サイズ直し”と“指のむくみの解消法”についてご紹介します。

 

婚約指輪や結婚指輪を、あなたの指に合わせて再調整

Craft jewelery making. Ring polishing.

「サイズ直し」とは、婚約指輪や結婚指輪のサイズが合わなくなった際に受けられるサービスのことです。婚約指輪は、そもそも身につける習慣があまりないという方も多くいます。そのため、「ジュエリーケースの中にしまっているうちに、いつの間にかサイズが合わなくなってしまっていた」というケースもめずらしくはありません。そんな婚約指輪をもう一度楽しむには、サイズ直しを活用しましょう。

サイズ直しが適用される期間はジュエリーブランドによって異なりますが、購入から1年以内は無料、それ以降は有料というケースが多い様子です。また、その回数は「1回まで」と限られていることが一般的です。少しでも指輪のサイズが合わないと感じたら1年以内に購入したショップへ持っていくことをおすすめします。

サイズ直しの工程は、大きく3つに分けられます。

1つ目は“指輪のカット”。宝石や彫刻などが施されていないリング部分を、糸鋸などを用いて切断していきます。なお、素材やデザインによっては切断が不要なケースもあります。

2つ目は“長さの調整”。リングを大きくする場合は、素材を継ぎ足す必要性があります。リングの継ぎ足しに使われる素材は、指輪に使用されている素材よりも、低温で溶ける合金を使用します。これにより、元の指輪の素材そのものを溶かすことなく、リングサイズを大きくすることができます。

3つ目は“研磨”。最後に指輪全体に磨きをかけて、サイズ直しの完了です。

 

サイズ直しができるか否かは、素材とデザインで決まる

Pair of wedding and engagement rings with yellow Alstroemeria flower. Natural background with symbol of love and marriage. Close up. Place for text.

しかし、どのような指輪もサイズ直しができるというわけではありません。素材によってはサイズ直しができないこともあります。

サイズ直しができる素材には、プラチナやゴールドがあげられます。これらに共通しているのは、柔らかくしなやかな性質であること。このような性質のリングは、サイズ直しを簡単に行うことができるため、多くのブランドが修正対応をしています。一方、サイズ直しができない素材には、イリジウムやチタン、ジルコニウムがあげられます。これらは素材が硬いため、サイズ直しがとても困難になります。

サイズ直しができるか否かを判断する要素は、指輪の素材のほかに、デザインも大きく関係してきます。たとえば、指輪全体に宝石があしらわれていたり、リングデザインが複雑だったりする場合は、切断・接合ができません。また、指輪の内側に彫刻が施されている場合は、サイズ直しで彫刻の一部が欠けてしまう可能性があります。サイズ直しを行うことで、大切な婚約指輪や結婚指輪がどう変わるのか、その点をよく考えて踏み切ることが大切です。

 

むくみ解消で、希望の光は見えてくる

婚約指輪や結婚指輪のサイズ直しをせずとも、根本的な原因を改善することで、指輪を再びつけられることもあります。たとえば、指輪のサイズが合わなくなる原因のひとつに、“むくみ”があげられます。一般的にむくみは顔や脚に出やすいとされていますが、手に出ることもあります。手がむくんでしまうと、大切な婚約指輪や結婚指輪をつけられないだけでなく、指を思うように動かせなることもあります。では、そんな手のむくみを解消するためには、どうすればよいのでしょうか。

解消法のひとつとして、“ハンドマッサージ”があげられます。手がむくむ大きな原因は「血行不良」。血行不良を解消するには、手首を反対の手で掴み、そこから脇に向かって動かすマッサージを行いましょう。そうすることで、リンパが刺激され、血行不良を改善することができます。なお、指の爪あたりを掴み、反時計回りに揉みほぐすマッサージも効果的です。

ほかにも“手と指を温める”という方法もあります。手足の末端が冷えると、リンパ管や肝臓の働きが低下し、水分代謝がスムーズに行われなくなります。これが原因で体内に水分が溜まると、体全体が水太りしてしまいます。むくみの原因でもある水太りをすると、婚約指輪や結婚指輪がつけられなくなってしまう場合があります。そんなときは、手や指をお湯で温めて、身体の水分代謝を活発にしましょう。お湯でなくても、ストーブやカイロなど、温められるものであれば何でもOKです。

 

愛が詰まった2つの指輪を長く付けるために

picture of man and woman with wedding ring

サイズが合わなくなってしまった婚約指輪や結婚指輪は、サイズ直しを行うことで再び着用することができます。ただし、前述の通り、指輪に使用される素材のなかには、サイズ直しが困難なものもあります。その場合は、指輪ではなくご自身の指に目を向けてみて、改善策を練るのもひとつの方法です。大切なシーンで左手の薬指を輝かせるためにも、指輪のサイズには常に目を配っておきましょう。

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