コラム

ダイヤ

天然、合成、偽物 ダイヤモンドの見分け方

ダイヤモンドの婚約指輪に憧れを抱いている女性は多いのではないでしょうか。うっとりするような透明感と、眩しさを感じるほどの光沢感、ダイヤモンドの婚約指輪は見る者を釘付けにします。とはいえ、それは天然ダイヤモンドのみにいえること。合成ダイヤモンド(偽物ダイヤモンド)だと、どうしても美しさが天然のものより劣ってしまうのです。

しかし、市場には多くの合成ダイヤモンドが出回っているのが現状です。せっかくダイヤモンドの婚約指輪を購入するなら、天然のダイヤモンドの婚約指輪を手に入れたいものです。
誤って合成ダイヤモンドの婚約指輪を購入しないためには、合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの違いについて知っておくことが重要です。ここでは、合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドの見分け方についてご紹介します。

天然と合成で異なる ダイヤモンドの特徴

ダイヤモンドが天然か合成(偽物)かを見分けるには、まずそれぞれの特徴を把握する必要があります。各ダイヤモンドの特徴は以下のとおりです。

天然ダイヤモンド

天然ダイヤモンドは炭素でできており、屈折率が高いという特徴を持っています。
屈折率は2.42で、ルビーやサファイアの1.76~1.77に比べると非常に高くなっています。そして天然ダイヤモンドは、地球上で最も硬い鉱物とされています。とはいえ、これは衝撃に強いということではなく、傷がつきにくいほど硬いという意味。そのため、天然ダイヤモンドの婚約指輪を身につける際は、ほかの宝石同様、丁寧に取り扱うことが大切です。なお、特徴にはこのほかにも“親油性”という水をはじき油になじむ性質や、“非伝導性”という熱を伝えやすい性質などがあります。

合成ダイヤモンド(偽物ダイヤモンド)

合成ダイヤモンドも天然ダイヤモンド同様、炭素からできています。しかし、天然ダイヤモンドが自然界で生成されたものであるのに対し、合成ダイヤモンドは人工的に生成されたもの。なかには炭素のみならず、酸化ジルコニウムなど複数の成分からできている合成ダイヤモンドもあります。
そんな合成ダイヤモンドの代表格とされているのが、「キュービックジルコニア」です。これは、デビューした1976年から現在に至るまで、市場で最も認知されている偽物ダイヤモンド。硬度は天然ダイヤモンドに比べると劣りますが、見た目はさほど変わりありません。

 

このように、天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンド(偽物ダイヤモンド)とでは、特徴が大きく異なります。とはいえ、特徴だけで双方の違いを見極めることは難しいといえます。

天然と合成はこう見分ける 3つの見分け方

d-8_2

ここからは、天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンド(偽物ダイヤモンド)、それぞれの特徴を踏まえた上での見分け方についてご紹介します。

天然ダイヤモンドは完璧過ぎない

自然の中で生まれた天然ダイヤモンドには、茶や黄などの色味が混ざっていたり、異物が混合していたりすることがあります。一方、合成ダイヤモンドには、マイナスな面があまりありません。もちろん、天然ダイヤモンドのなかにもクオリティの高い、極めて完璧に近いものが存在します。ただ、これは非常に稀なので、透明感や光沢感などにおいて完璧すぎるダイヤモンドと出会った場合は、合成である可能性が高いといえます。

天然ダイヤモンドは曇らない

ダイヤモンドに息を吹きかける、これも天然か合成かを見分ける方法のひとつです。
天然ダイヤモンドの場合、ハーッと息を吹きかけても透明感は維持されます。曇らせてもすぐに晴れてしまうのです。これには、天然ダイヤモンドの“熱を伝えやすい”という特徴が関係しています。ダイヤモンドに息を吹きかけたとき、曇った状態がしばらく続くようであれば合成である可能性が高いといえます。

天然ダイヤモンド越しに文字は読めない

もし、ダイヤモンドがリングにマウントしていない状態であれば、ダイヤモンドの頭を下にして、その下に新聞紙を置いてみてください。このとき、ダイヤモンド越しに文字が読めるようであれば、それは合成である可能性が高いといえます。天然ダイヤモンドであれば、高い屈折率によって文字どころかダイヤモンドの先端すら見えなくなってしまうはずです。屈折率の高さは、天然ダイヤモンドの大きな特徴です。この特徴がみられない場合は、ダイヤモンドが合成であるという決定的な証拠となります。

 

ダイヤモンドが天然か合成(偽物)かを素人目で完璧に判断するのは非常に難しいことですが、今回ご紹介したポイントを押さえておけば、ある程度、天然か合成であるかを見極めることができるはずです。
合成ダイヤモンド(偽物ダイヤモンド)は婚約指輪に使用されることもあります。一生の宝物となる婚約指輪ですから、せっかくなら天然のダイヤモンドが使用された価値ある婚約指輪を選びたいものです。婚約指輪を購入の際には、ダイヤモンドの合成と天然の見分け方を事前に把握しておきましょう。

 

一覧へ戻る

関連コラム

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます

新着コラム